マリイ・ビンセンスとは

TRPG「新世紀エヴァンゲリオンRPG NERV白書」のオリジナルキャラクター。 シナリオ「規格外の贈り物」「マリイ再び」に登場します。
「規格外の適格者」と呼ばれる彼女は、アメリカ生まれの14歳。
正式なパイロットではなく、エヴァの性能アップのためのテストパイロットです。実際、この年齢で博士号を持つ天才であり、参号機建造の際に貴重なデータを提出しています。
戦闘に参加するパイロットではないため、彼女の直属の上司はミサトではなくリツコであり、マヤが世話をすることになります。
物腰は柔らかで口調も丁寧ですが、尊大で高飛車、要するに慰勲無礼な態度の人物です。
彼女は登場早々、新箱根湯本駅で出迎えたシンジ達に向かって
「あら、わたくしの出迎えにしては、随分少ない人数ね」
と、言い放ちます。
他に、
「うらやましいですわ、とってもお暇そうで」
「いいですわね、いつまでも無邪気でいられて」
「わたくしのように頭が良すぎるのも考えものですわね」
など、思わず張り倒したくなるような口癖を持っています。
※実際には一人称「わたくし」と「あたくし」が混在していますが、このページは「わたくし」に統一しています。

※以下、シナリオネタバレ注意※


シナリオ【規格外の贈り物】における活躍

アメリカから「規格外の適任者」ことマリイ・ビンセンスがやってきます。
〈マリイ歓迎パーティ〉〈集団デート〉などといったイベントもありながら、その一方で、マリイが来てから数日後を境にエヴァのエントリープラグ内にノイズが混じるようになります。
メカにはまったく異常はありませんし、パイロット達にも異常は見受けられません。
マリイ以外に原因は考えられず、問い詰めても、「何をおっしゃってるの? 実験の失敗をわたくしのせいにしないでいただきたいわ」と言ってはぐらかすだけです。
決定的な証拠が掴めぬまま時は過ぎ、そして演習の日、ついにエヴァが暴走を始めます…。
ノイズの原因は?
犯人の正体は?
そして、マリイと事件の関連は?
ジオフロントの内部に満ちた混乱と不和を乗り越えて、シンジ達は戦い抜くことができるのか?

ノイズの原因とマリイとの関連

〝シングルエレクトロニクス〟

原子から分離することで派生する自由電子。
この自由電子の運動によって生じるのが電気エネルギーです。
この電子を1個単位で操作することを可能にした技術のことを、「シングルエレクトロニクス」と呼びます。
極微細な変化もコントロール下におくことができるこの技術を応用して、マリイは、一般の機械では拾いきれないほど微細な電気パルスをプログラムすることに成功しました。
ある組織がこの技術を悪用し、電気パルスを電気ケーブルを通して直接エヴァの体内に送り込んでいたわけです。
電気ケーブルがエヴァの血管であるとしたら、マリイがプログラムしたパルスは、血管内に侵入したバクテリアのようなものです。
これによって生体活動に異変が生じ、ノイズとなってエヴァの体内を駆け巡っていたのです。
マリイがこの技術をそのある組織に提供してしまったことを告白した翌日には、NERVはマリイの協力のもとアンチプログラムを開発・展開し、エヴァのノイズは除去され、襲来した使徒も殲滅します。
今回の事件は表面化されることはなく、マリイは最終的にすべてを自白した上で、無罪放免が確定されました。正式な記録からも今回の事件は削除されるため、彼女の罪が問われることもなくなったわけです。
そうなるとむしろ、エヴァにとって有効かつ強力な、エレクトロニクスに関する防御プログラムを開発した功績が称揚されることになります。結果として、エヴァ八号機の開発副主任として中国に派遣されることが決定されました。むろん栄転です。
こうして、長くて短いマリイとの1カ月は幕を閉じることになったのです。
新箱根湯本駅。
見送りに来たシンジ達を前に、彼女は澄ました顔で言い放ちます。
「あら、わたくしの晴れの門出だというのに、随分さみしいお見送りですわね」
電車がホームに滑り込み、別れの時が刻一刻と近づいても、彼女はいつもの彼女のままでしたが、
出発寸前、閉まった電車のガラス越しに彼女の唇がわずかに震えます。ゆっくりとみんなにわかるようにゆっくりと、その唇が声のない言葉を紡ぎ出しました。
〝see you again ーー my friends〟

シナリオ【マリイ再び】における活躍

第3新東京市を狙うテロ組織。その神出鬼没の活動に次々とエヴァの電源が第破壊されていきます。
本拠地がわからないどころか、テロ組織の尻尾をつかむこともできず、被害は増すばかり。
しかし、混乱はそれだけに止まりませんでした。
テロ対策もままならない中、突然使徒が出現。
幸い使徒の第1次攻撃は退けることはできたものの、エヴァの電源が確保できない限り、まともな作戦は展開できません。
そんな時、海外の支部でエレクトロニクス技術を結集し、エヴァ用超高性能バッテリーの試作品が開発されたという情報が舞い込みました。
その技術を開発した天才が、NERV本部にやってくることになったのです。
駅に滑り込んできた列車の中から現れたのはーー
「あら、しばらく。皆さん相変わらずのんきな顔を並べていらっしゃって、よろしいですわね。ホホホホ」
そう、NERV中国支部エヴァ開発副主任マリイ・ビンセンス博士です。
使徒との戦闘も終わり、さらに調査を続けていった結果、犯行グループの正体がわかりました。
その背後にあったのは、2つの組織でした。
EVAの存在をよく思わない日本の大企業。
NERVの横暴さをうっとうしく思う日本の政府。
この二者が結託して、NERVの力を殺ごうとしていたのです。
碇ゲンドウは敢えてこれを公表して糾弾することはせず、裏で脅して、通常の賠償金の2倍以上の予算を渡すことを要しました。
日本政府としても、自国の権威を下げるような事実を公表することもできず、黙ってゲンドウの要求を呑むことにしたのです。
かくして、この事件も闇に葬られることになり、急ピッチで被害を受けた部分を修復することになります。
マリイはエヴァの外部電源が確保できるまで、日本に滞在することになりました。
その間、他のパイロット達とどのような交流があったのかは定かではありません…。

アルマロスの部屋

2015年~2017年にかけて、Q&Aアプリ〝LINE Q〟で活動していたEVA Mark.06が管理するウェブサイト。 2017年のLINE Qサービス終了に伴い、LINE Qに投稿していた内容をNAVERまとめに再投稿、新規投稿もしています。

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