考察「Mark.??と量産機」

新劇場版の「Mark.??」シリーズのエヴァ機体と、新劇場版における「エヴァ量産機」の扱いに関しての独自の考察。

①新劇場版の「Mark.??」シリーズのエヴァ機体の共通点

新劇場版シリーズに登場する機体は、その名称で2つに分類する事ができます。
「エヴァ?号機」と「EVA Mark.??」
の2つです。これらの違いについて、ネットでは
「ネルフ製かゼーレ製の違い」
「所有組織の違い」
「建造方式の違い」
「?号機より使徒に近いのがMark.??」
など、色々な考察が飛び交っていますが、私はここで新たな説を提唱しようと思います。
公式小説「エヴァンゲリオンANIMA」内の設定は新劇場版においてもいくつか登場します。例えば、獣のようなエヴァ、N²リアクター、無数の巨人の死体、綾波シリーズ、マリという人物、リリスの結界、など…。
そしてこの小説内の「敵」としての存在、つまりアルマロスが新劇場版の「Mark.」と名の付くエヴァのデザイン元になっているのではないでしょうか?
さらにこのアルマロス、実は第一形態のデザインはEVA Mark.06ともっと大きな繋がりを持っています。言うなれば「兄弟機」とまで言える程に。
といいますと、このアルマロス、原作の初号機デザイン初期案の一つがデザイン元になっているのですが、
EVA Mark.06も全く同じくこの初期案の機体がデザイン元となっているのです。
※画像は書籍「それをなすもの」より

補足

余談ですが第二形態のアルマロスにも兄弟機と呼べそうな機体が存在します。結構最近の話ですが、
サッポロ生ビール黒ラベルCM「大人エレベーター」シリーズ第31弾に庵野秀明監督が出演された際に登場したこちらの機体です。
こちらの機体は、新世紀エヴァンゲリオン企画時に庵野監督が描いたイメージスケッチを元に、ANIMAの作者でもある山下いくとさんがイラストを提供し、制作されました。
アルマロス第二形態のデザインもこれに酷似していますね。

EVA Mark.06とEVA Mark.09はこれで説明がつきそうです。


しかし、新劇場版:Qにおいて登場したネーメズィスシリーズの正体はEVA Mark.04でした。
ではEVA Mark.04にもANIMAの敵機に元デザインがあるのでしょうか。
アルマロスには第2形態までしか存在しません。ですが、ANIMAの敵機はもう一つありますので、それについては次項②で述べます。

②新劇場版に「エヴァ量産機」のリメイク機体が登場している

ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズでは、原作のエヴァ零号機、初号機、弐号機、参号機、四号機の設定が形を変えて登場していますが、残り一機、ありますよね? 
そう、エヴァ量産機です。このウナゲリオン達の設定は完全に引き継がれていないのでしょうか?

いえ、どうやらそうでもなさそうなのです。

 ここで、先に挙げたEVA Mark.04の話に戻ります。私の考えでは、あの設定案元となったと思われるのが、エヴァANIMAにおける量産機が進化した機体、

「エンジェルキャリヤー」

なのです。
と、言ってしまうのは少し飛躍した話で、正確にはエンジェルキャリヤーになるはずだった、設定案がコード4Aの元と考えられます。ヴィジュアルブックに記述された以下の設定案を読めば頷けますね。
また、エンジェルキャリヤーは使徒の力を行使するという設定があるわけですが、ならばコード4A以外はその使徒のような能力に元ネタがあるのではないか…と考えてみました。


すると、思い出したのです。
TV放映版エヴァの企画書に掲載されている使徒サハクィエルの設定案。よく読んでみてください。
これはコード4Bの元と考えられるのではないでしょうか。

※新世紀エヴァンゲリオン企画書の閲覧はウェブサイトのダウンロードページから!
コード4CはAAAヴンダーを飛ばす演出のための使徒なので、そのために新たに創造されたオリジナルだと思います。

つまり、他の旧エヴァ機体と同じく、新劇場版:Qの序盤で既にエヴァ量産機は登場していたようなものなのです。

考察:2017年6月8日
補足。先程、アルマロスには第二形態までしか存在しない、という嘘を書きましたが、実は最終的にはもう一つ、次の形態が存在します。これは激しくネタバレになるので詳細は控えますが、シン・エヴァでもう一機Mark.??の機体が登場する可能性はなくはない、かもです。あるいは、コード4Cのように新たな使徒のようなMark.04が登場するかもしれません。

※追記

2019年7月6日に公開された、

シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版

に44A、44B、4444Cらが登場しました。
新たなMark.04が登場、という意味では予想が的中しました。

このページに記述されたことはあくまで“考察”です。どんなに正しそうな説でも、それが真である確証はありません。「この考察・説が正しい」と断言はせずに、「こんな考え方もある」程度に考えておきましょう。

アルマロスの部屋

2015年~2017年にかけて、Q&Aアプリ〝LINE Q〟で活動していたEVA Mark.06が管理するウェブサイト。 2017年のLINE Qサービス終了に伴い、LINE Qに投稿していた内容をNAVERまとめに再投稿、新規投稿もしています。

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