以前以下の記事でご紹介した、エヴァに関して何かと興味深い資料が掲載されている書籍、『それをなすもの』(初版は1998年3月25日に発行)。
その数々の資料の中、冒頭に見開き1ページで以下のようなイラストが掲載されています。
コンセプトデザインワークス
『それをなすもの』より
〝雌神招来(めがみしょうらい)〟とデカデカと描かれた機体。
どうでしょうか、あの有名漫画作品『進撃の巨人』に登場する「女型の巨人」に少々似ているとは思いませんか?
著者・メカニックデザイナーの山下いくと氏は以下のように解説しています。
この女性型のエヴァは、あくまで私の個人的な解釈に基づいたものであり「中身が主人公のかーちゃんだってんなら、こういうのもありか」という考察でカラーで描き下ろしたものです。
話は変わりますが、『新世紀エヴァンゲリオン』には、当時制作上の遅延等を理由に制作中止・凍結された〝完全新作の劇場版〟が存在するのをご存知でしょうか。
後に、インタビューで庵野監督自身から“完全新作の劇場版”についての当初のプロットを明かしており、本人曰く
「『進撃の巨人』とそっくり」
な内容だったそうです。
幻の「旧劇場版」は「進撃の巨人」?
2時間で終わる『エヴァ』。このプロットが、驚くことに『進撃の巨人』にそっくりなんです(笑)
社会現象を巻き起こし、今もなおその名を馳せる名作『エヴァンゲリオン』、同じく現在熱狂的なファンを多く抱える大作『進撃の巨人』。
この二つの作品にはなんらかのメタ的な繋がりがあるのかも、しれませんね。
関連ツイート
マーカーだから劣化覚悟してたけどパステル固定にフィクサチフかけまくったせいか思ったほど褪色進行してないEVA雌神招来 pic.twitter.com/J3vHRvDYti
— 山下いくと@エヴァンゲリオンANIMA全5巻 (@ikuto_yamashita) July 1, 2015
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