小ネタ「槍とリビドーデストルドー」

ロンギヌスとカシウスの槍、リビドーとデストルドーの考察・説について私の考え。

カシウスの槍は〝神エネルギーが充填されている状態〟、ロンギヌスの槍は〝神エネルギーがない状態〟だと、さも公式設定のように言いふらす方がよくいらっしゃいますが、実際の所この考察の信憑性は高いのでしょうか?

この考察・説は、

〝キリストに刺される前まではカシウスの槍で、刺された後ロンギヌスの槍と呼ばれるようになった〟

という根拠が大前提となっています。

しかし、
キリストに槍を刺したローマ兵、聖ロンギヌスについて、このキリストの磔刑は

紀元後(西暦)30年

と言われている一方で、
カエサルの暗殺首謀者であるガイウス・カッシウス・ロンギヌスの生涯は、

紀元前87/86年頃 〜 紀元前42年

と、ロンギヌスとカシウスは全くの別人であり、根拠がそもそも否定されるのでこの説は総崩れするのではないかと思います。

とはいえ実際の所、設定が公開されなければこの説が正しいかどうか、本当の意味で確認できないのが考察というもの。
全くの別人でも〝ロンギヌス〟という名前は共通ですし、なんらかの意味・繋がりはあるのかもしれませんね。

考察:2018年9月23日

アルマロスの部屋

2015年~2017年にかけて、Q&Aアプリ〝LINE Q〟で活動していたEVA Mark.06が管理するウェブサイト。 2017年のLINE Qサービス終了に伴い、LINE Qに投稿していた内容をNAVERまとめに再投稿、新規投稿もしています。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • @シン・エディ私もそういった説を目にしたことがありますが、いずれも出典が明記されておらず、全くもって信用できない説と判断しております。 ロンギヌスに関してですが、カトリックでは〝聖ロンギヌス〟とされている事から、名前と認識しております。 おっしゃる通り、複数の意味を持たせる、というのはよく目にしますし逆に、単純に「聖ロンギヌス」と「ガイウス・カッシウス・ロンギヌス」で同じロンギヌスだから…なんて安直なネーミングなのかもしれません。
  • シン・エディ

    2019.07.06 01:14

    こちらにもコメント失礼いたします。 聖書については時代や国によって訳し方が違い現在の通説が必ず正しいという出典を探すことが難しいので参考になる説をば カシウスとロンギヌスの槍が本質的に同一のものであるとの考察は聖書に登場するロンギヌスは洗礼名であり本当の名はカシウスである。という説から来ているそうです。(実際にそう書いてある書物もあるとか無いとか。私自身調べた限りだと確証に至る出典を見つけられていません) しかしそもそもロンギヌスという名前はニコデモ福音書に一度出てくるだけで元々の名がカシウスというものの出典は分かりません。そもそもロンギヌスも名前かどうかも確証はありません。もともとロンギヌスは長いものを持つ者の意。 しかし個人的には旧劇場版の脚本に量産機が持つコピーのロンギヌスの槍がリリスと同化した後コアを槍で貫通させた際『赤く変色している』との記載があり、神を刺すと紛い物でもロンギヌスの槍化するのでは?と考えあながち間違いでは無いかとも思います。(カシウスの槍はシン化したリリスを刺した際にロンギヌスの槍となった) またドグマの引用元である神曲において地獄の最下層にいる罪人としてカシウス=ロンギヌスが登場します。 庵野監督は1つのモノに複数の意味を持たせることを好むのでこれらを複合して名前をつけた可能性もあります。