今回は、以前投稿した使徒図鑑外伝よりさらに踏み込んだマイナーな使徒達をご紹介します。
あまりにマニアックというか、これを公式として紹介していいのか…?という疑問があり、またイメージイラストや名前が無いものばかりで、当時は紹介しておりませんでした。
しかし今回、より詳細な調査によりそれらが判明した使徒もいましたので、初めてご紹介することになりました。
第13使徒(名前のない使徒)
時系列的に第13使徒とされるが、名前はない。
パイロットの精神に潜み、〝破壊〟の衝動を煽りエヴァによるNERV本部と第3新東京市の消滅を目指した。
TRPG『使徒接近!』のソロプレイシナリオに登場。
第13使徒モルエル
名の由来は不明。
人型で、備考によると〝かなり弱く設定されている〟との事。
TRPG『使徒接近!』に登場。
GMが作成できるオリジナル使徒のサンプルデータの一体で、時系列的に第13使徒とされる。(以下三体も同様)
第13使徒バルシキエル
名の由来は不明。
人型で手が(腕が?)4本あるイメージ。接近戦に強いとされる。
TRPG『使徒接近!』に登場。
第13使徒ミズゲルトルウス
名の由来は不明。
使徒レリエル同様、影が本体で対象を虚数空間に閉じ込める事ができる。ただし、外部からのエヴァによる物理攻撃が有効な代わりに、受けた攻撃と同等のダメージを返す事ができる。
TRPG『使徒接近!』に登場。
第13使徒フォズエル
名の由来は不明。
円形で高速回転し、波動(エネルギー波?)を打ち出す。耐久値が非常に高い代わりに、劣化ウランに弱いという特性を持つ(⇒パレットガンによる攻撃が有効)。
TRPG『使徒接近!』に登場。
数えられぬ使徒ジブリル
名の由来は恐らく大天使ガブリエルのアラビア語名「ジブリール」から。
収束エネルギー光線を武器とする他、使徒レリエル同様、影が本体で、本体に見える地上部分は光球(コア)を中心とした「疑似クライン空間」を形成している。この空間に与えられた攻撃をそのまま跳ね返す能力を持つ。
外見上は光球(コア)が見えないが、胸の辺りにある顔を攻撃する事で影に見える使徒本体の該当箇所が淡く光り、これを攻撃する事でダメージが入るようになっている。
TRPG『決戦!第3新東京市』のリプレイシナリオ「逆襲のエヴァ」に登場。
出典:月刊ドラゴンマガジン1996年5月号増刊 RPGドラゴン9号
出典:月刊ドラゴンマガジン1996年5月号増刊 RPGドラゴン9号
数えられぬ使徒(名前のない使徒)
十字架型で、近接戦闘武器が届かない程度の高い位置を飛行する(A.T.フィールドの中和は可能)。精神攻撃タイプで近づくと光り、その光に影響されたパイロットは使徒を認識できなくなる代わりに味方の存在を忘れて使徒と認識するようになってしまう。使徒のA.T.フィールドを中和してもこの攻撃に影響は無い。
ただし、使徒の耐久値は低く、光による精神攻撃を耐えて攻撃することさえできればあっさりと殲滅が可能。
TRPG『決戦!第3新東京市』のリプレイシナリオ「絆の銃弾」に登場。
名前や戦闘力などの詳細なデータはほとんど掲載されていない。
出典:月刊ドラゴンマガジン1996年7月号
第13使徒(名前のない使徒)
時系列的に第13使徒とされるが、名前はない。
TRPG『使徒接近!』のリプレイシナリオ「見えざる侵入者」に登場。
ソロプレイシナリオの使徒の正体が精神寄生体だったのに対して、こちらは物理寄生体としてシンジ達の生活に紛れ込む。
リツコの推論によると、心理的に一番多感な人物に使徒が取り憑く。リプレイではアスカが対象となった。
宿主を構成する要素の中で最も不安定な存在=影に寄生して、宿主の記憶を媒介にこれまでに殲滅した使徒の存在を世界に具現するという能力を持つ。
リプレイではサキエル、シャムシエル、ラミエル、イスラフェルが出現した。ただし能力はオリジナルには及ばず、文中ではその見た目についてゾンビサキエルと改造シャムシエルと記載されている。
出典:
新世紀エヴァンゲリオンRPGリプレイ集―使徒、撃滅!
使徒の能力が発現する際は宿主が頭痛に苛まれること、そしてそのタイミングから「宿主の影が暗い場所などでハッキリしない場合に使徒の活動が活発になる」という結論を導き出し、夕暮れ時にアスカの影をクッキリと引き伸ばして面積が最大値になったところでエヴァ二機がA.T.フィールドを展開し、陰に潜む使徒を切り離すという作戦が決行された。
出典:
新世紀エヴァンゲリオンRPGリプレイ集―使徒、撃滅!
その結果、影は変形しながら平面から立体に移り変わり、ついにその姿を現す。見た目は『ウルトラマン』に登場の「怪獣酋長 ジェロニモン」(元ネタ)。リプレイでは初号機がほぼ単機でこの本体を殲滅した。
出典:円谷ステーションより「怪獣酋長 ジェロニモン」
ここまでは今のところネットで探しても一件もヒットしないような使徒ばかりです。
さて、ここから先はいよいよ本当にここで取り扱っていいのか疑問な使徒(?)も紹介していきます。まぁ上記リプレイに登場の使徒こそ公式といっていいのか不明ですが…
(名前のない使徒)
2020年開催のイベント「リアル脱出ゲーム×エヴァンゲリオン 見えない使徒からの脱出」に登場。
見えないので当然?イメージイラストは無く、名前もない。
使徒: G 型(じーがた)
使徒: K 型(けーがた)
使徒: Z 型(ぜっとがた)
2022年開催のイベント「シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメントワールド」のアトラクション「シン・765作戦」に登場。
出典:【公式】シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメントワールド X(旧Twitter)アカウント
その他にも外伝作品系だと『新世紀エヴァンゲリオンピコピコ中学生伝説』に登場する敵はあれ本当に使徒ってことでいいのか?とか、コラボ系だとアニメ『シンカリオン』のキングシトエルとか、スマホゲーム『ユニゾンリーグ』に登場のあらゆる使徒の力を融合した未知なる強敵「使徒を刈り取るもの」、ああゲーム『名探偵エヴァンゲリオン』の〝死徒〟もアリなら葛城マンとか…キリがないのでこれでおしまいっ!!
出典:『シンカリオン』シリーズ(公式) X(旧Twitter)アカウント
出典:4Gamer.net
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