『Adeptus Evangelion』はエヴァンゲリオンを題材とした海外ファン制作のTRPG作品です。
通称『AdEva』。
出典:
Adeptus Evangelion
実はこのゲーム、私は2019年から知っていたのですが、やはり英語圏の作品という事で情報収集が難しく、後回しにしておりました。
といっても今回詳しくご紹介できるわけではなく、開発チームの方からお話を伺う事ができたので軽くだけご紹介します。
このゲームは『Dark Heresy』というTRPGをベースにした(開発当初)ゲームで、作者は4chanユーザーのBlack Mesa Janitor氏。
主要なバージョンとして、1.0、2.0、3.0が存在していて、この内の1.0と2.0は『Dark Heresy』をベースにしており、3.0はそれまでの要素を引き継ぎつつ改良した100面ダイス使用のオリジナルシステムでした。
AdEva 2.0の派生であり、ユーザーによって作成されたBorderlineというバージョンも存在します。
公開日は不明ですが、少なくともAdEva 2.0は2013~2014 年頃、AdEva 3.0 は2014~2015 年だったそうです。
残念ながらAdEvaは2016年頃に開発を終了し、後に有志による後継ゲーム開発が始まりました。今回はその後継ひとつであり2025年現在もサポートが続いている『Project EYES』の管理人であり、AdEva 2.0以降の運営にも携わっていたIcePickLobotomy氏のご協力の元、この記事を執筆しております。この場をお借りしてお礼申し上げます。
出典:
Adeptus Evangelionキャラシート
内容
公式のエヴァTRPGと違い、プレイヤーは独自のキャラクターを作成し、エヴァの世界へ飛び込みます。それはシンジのような背景を持つパイロットであったり、ミサトのような背景を持つNERVスタッフであったり、です(レイであえばクローン人間、アスカであれば幼い頃からパイロットとして育てられた、など)。
物語は「エヴァンゲリオン」のコンセプトそのものを基に用意されます。つまり、必ずしもTV放映版本編のような展開になるとは限りませんし、もちろん使徒もオリジナルで作成可能です。
対象人数
一般的なTRPG同様、3~5名を推奨としています。
プレイヤー人口
驚くことに、長年にわたりAdEva系列ゲームをプレイした人の総数は数千人だろうとのこと。公式TRPGより栄えているではないですか…!笑
関連リンク
オリジナル使徒例
余談
ルール化されたものとは異なりますが、以前YouTubeチャンネルみにくい卓様より、「新世紀エヴァンゲリオンTRPG<醜>」というタイトルでオリジナルTRPGシナリオのプレイ動画が投稿されていました。(投稿日:2021/11/15)
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